★マイナーロール列伝★


校長やコタツネコ、総番あたりを「脇役」とした場合、それより更に下のクラスのマイナーロール(端役)たちに光を当ててみたいと思います。出番も台詞も数少ないけれど、彼らも貴重な「うる星」の一員です。

名前 備考

「信楽焼きのタヌキ」好きの男子生徒
2年4組でのあたるの男子クラスメートといえば、アニメではラム親衛隊の面々がいましたが、 原作では面堂、コースケ・・・あとは無名の「その他大勢」でした。しかしその中でもレギュラーなのは、やや小太りで頭にパーマらしきものがかかっている、「信楽焼きのタヌキ」好きの男子生徒でしょう。 「かけめぐる青春」で既にその原型らしきものが出ているし(コースケの原型らしきものもいる)、その後「辛いキャンプに明日はない」にも同行するなど、結構露出度は多いにも関らず何故か最後まで名前はわからず終いでした(「ブルマーを求めて」の時、柔道着の胸に「篠」と見えますので、「篠○」らしいことは確かですが)。

百恵
初期の頃はしばしば登場していた、アンニュイな雰囲気のある2年4組の美女生徒。言うまでもなく、歌手の山口百恵がモデルでしょう。 ホンモノの山口百恵の引退後も、「アマテラス宴会」ではまだ登場していましたが、その後は姿が見えなくなりました。 「ミス友引コンテスト」の時にも名前すら挙がりませんでしたので、おそらく転校でもしたのでしょう。(ちなみに「君まてども・・・」冒頭で「ミス2年4組」1位になったのは「久美子」でしたが、このモデルはおそらく大場久美子でしょう。)

トラジマ
ノラ猫のトラジマは「ニャオンの恐怖にゃ気をつけろ」以後しばしば登場、時には重要な役割を演じているにもかかわらず、 動物キャラとしてはコタツネコや小ギツネなどに比べて知名度や印象度が落ちるかもしれません。しかしテンのライバルとして欠かすことのできない バイプレーヤーでした。

花和先生
芸能界では、デビュー当時は主役クラス、でもだんだん脇役、そして端役・・・とランクが下がって いつのまにか消えてしまう人がいますが、それに似ているのがこの花和先生。「個人教授」でいきなりあたるのクラスの担任に抜擢され華々しく(?)デビューしたにもかかわらず、 その後濃くなって来たうる星キャラの世界には合わなかったのか、だんだん影が薄くなってしまい、 いつのまにかあたるのクラスの担任もなし崩し的に外されて、やがて結局、いてもいなくてもどうでもいい、「その他大勢」的な存在になってしまいました。 その意味ではうる星でも屈指の失敗キャラだったかもしれません。

友引高校の教師たち
温泉マークと花和先生以外は名前のない、文字通り「無名教師」たちですが、 他にも背広の柄が「三つ巴」の紋所になっている先生や、ボサボサ頭・渦巻きメガネで白衣姿の先生、太ったメガネの先生などがいます。 女性教師では「"愛"、それは校内暴力とともに」や「原生動物の逆襲」に顔を見せている先生がいました。この人は、「性」の時にスカートが破れていた先生とも多分同一人物でしょう。

仏滅高校の不良たち
仏滅高校の総番の子分の不良たち。子分というか、殆ど化け物のお守役ですが。 ちなみに「"愛"、それは校内暴力とともに」の時に友引高校に殴り込んで来た不良たちはどうしちゃったんでしょうか。 おそらく、殴り込みに失敗したことで「政権交替」があったのかも。

友引町の町内会長
「悲しき雨音」で登場した、はげ頭で眉濃く太った、一見"中小企業の経営者"的風貌の町内会長は、その後「台風は楽し」にも登場、 更に「ボーイ ミーツ ガール ACT.9どうにもとまらない」の最後であたるに詰め寄る町内会の面々の中にも しっかり顔を出していますので、一貫してずっと町内会長を務めていたようです。

言い触らし好きの奥さん
「絶体絶命」で登場した、メガネを掛けた着物のオバハンです。初期にはその後も何度か登場して諸星家の噂をひそひそ話で広めていましたが、 やがて消滅。既にあたるの不行状は知れ渡ってしまったので、今更言い触らす意味がなくなってしまったのでしょう。

麺子と汁夫
「酒と泪と男と女」「憎みきれないろくでなし」に登場した、"70年代メロドラマ主人公"風カップル。その後「ミス雪の女王」や「秘密指令"デートをのぞけ!"」などにも出て来ます。

「海老屋」のお婆さん
友引商店街の鯛焼き屋「海老屋」さん。「買い食い大戦争」は勿論、「ミス友引高校コンテスト」「マジカルハット」などにも登場。それにしても、鯛焼きなのに何で「海老」屋なんでしょう。

花屋のおねえさん
フラワーショップ「ぼけや」のおねえさん。「花から花へ」に登場して、くちなしに求愛された、ちょっとぼけた感じの女性です。その後、「母の心、子の心」でもちょっと登場。ゲストキャラのチョイ役再登場は珍しいケースなので載せてみました。

しのぶの両親
しのぶのお母さんは登場する度に肥え太って行きました。しのぶも「あたしって太る体質なんだわ」と言っていましたので、将来ああなるのでしょうか。 お父さんの方はモミアゲが長く、温泉マークをやや縦長にしたような顔立ち。

ランの母親
ランの回想シーンに出てくるだけで、実際には登場していません。「うちのお母はん、きつい人じゃった・・・」などと「過去形」で語られているのでもう亡くなっていたのかも・・・などとも思ってみたり(尤も、ラムが「ランちゃんのお母さん元気け!?」と訊いているので、んなわけはないか)。

あたるの父親
あたるの父親がマイナーロールというのはおかしいかもしれませんが、いつも新聞を読んでいるだけで台詞もなければ顔さえ見えないことが多く、 母親に比べると活躍度も印象度も低いということで、あえてマイナーロール扱いしてみました。この存在感の薄さは、まさに「父権失墜の時代」の 父親像の象徴だったのかもしれません。
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