「うる星やつら」では当時の流行やCM、そしてテレビ・映画・文学などからの様々なパロディがギャグとして使われています。 それらの元ネタをまとめてみました(あくまで管理人の推定と判断なので、不正確な場合のあり得ることをご了承下さい) |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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かけめぐる青春 | 「諸星くんに国民栄誉賞をさしあげたい・・・」 | 国民栄誉賞は前年(1977年)に福田赳夫首相が制定(支持率低迷にあえぐ首相の人気取りと言われました)。初代受賞者はプロ野球の王貞治選手でした。 昭和52年9月、「世界の王」に初の国民栄誉賞(昭和毎日web) |
「解説の山田さん、何かひとこと!」 | 「全日本プロレス中継」(日本テレビ)の解説者で、東京スポーツの山田隆さんって方がいましたね(関係ないかな(^^ゞ) 解説の山田隆さん(右) |
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悲しき雨音 | 「数学できんのがなんで悪いとやー!!」 | この年の日活映画「高校大パニック」の中での台詞。落ちこぼれ受験生の怒りが爆発し、「数学できんのがなんで悪いとやー!!」と叫びながらライフルを乱射して教師を殺害、更に人質を取って立て篭もり学園をパニックに陥れる…と言う過激な内容でした。 |
「第二のオイルショックだ!!」「トイレットペーパーの買いしめをするっぴゃ!!」 | 1973年の石油ショックで異常インフレと物不足が発生し主婦がトイレットペーパーの買い貯めに走る騒ぎが起きたことは有名です。実はこの作品発表直後の79年1月にも、イラン革命が発端で原油価格が急騰、第二次石油ショックがありました。従って奇しくもこの作品は「予言」になっていますね。 | |
酒と泪と男と女 | 「男はタフでなければ生きていけない!」 | この年の角川映画「野性の証明」のCMコピー「男はタフでなければ生きられない。 優しくなければ生きている資格が無い」がネタ元。 マンガの中でこれを口にしているのは、この映画に主演した高倉健でしょう(あまり似てませんが・・・)。ちなみに薬師丸ひろ子の映画初出演作でした。 |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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性 | 「卵をかえしてください!!」 | おそらく、映画「モスラ対ゴジラ」(1964年)のパロディ。台風で日本に漂着して悪徳商人に奪われたモスラの卵を取り戻しに来た、ザ・ピーナッツ扮する双子の小美人が「モスラの卵をかえしてください!!」と頼みます。 ザ・ピーナッツ |
ディスコ・インフェルノ | 「ですこでふぃーばーして、どこが悪い!!」 | サクラさんの台詞に出てくる、「ディスコ」で「フィーバー」することは、ジョン・トラボルタ主演の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」(1977年、日本公開は1978年)から流行しました。 |
女になって出直せよ | 「スカイラブの破片だったりしてー!」 | スカイラブはアメリカの宇宙ステーション計画。活動を終えたスカイラブは1979年7月に大気圏に落下して燃え尽きましたが、その破片がどこに落ちて来るわからないと言うので話題になりました。 |
父よあなたは強かった | 「は、破滅の音が〜〜〜」 | クラマに「顔がいい。きさまとはえらい違いだ」と言われたあたるが「おれだってやろうと思えば・・・」とキリッと表情をひきしめますが、次の瞬間・・・。おそらくこれはスポ根漫画の代表作『巨人の星』(梶原一騎+川崎のぼる)のパロディでしょう。主人公・星飛雄馬投手が、上腕の筋肉を酷使する大リーグボール3号を多投し過ぎた結果、「ピシッ」という「破滅の音」とともに腕の神経が切れてしまい、投手生命を失う・・・と言う話。 『巨人の星』より。 |
「歴史はおれになにをさせようとしているのか!?」 | これもこの年公開された角川映画「戦国自衛隊」のキャッチコピー「歴史は俺たちになにをさせようとしているのか!」がネタ元。当時の角川映画は印象的なCMフレーズの使い方が実に効果的でした |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ | 星座はめぐる | 『純粋理性批判』 | 面堂が読んでいた本のタイトル。これは18世紀のドイツ観念論哲学者カントの代表的著作である『純粋理性批判』("Kritik der reinen Vernunft"、 1781年初版)です。また、「この子はだあれ?」では、面堂のロッカーの中に『ものぐさ精神分析』(岸田秀著、初版は1977年青土社より刊)が置いてあるのが見えます。後期の面堂は「タコと私」とか「タコの一日」とか、わけのわからない本を読んでいましたが、初期の頃はなかなかの読書家だったようです。ちなみにあたるの場合、いつも読んでいるのは主に『少年サンデー』と『めぞん一刻』ですが、初期の「絶体絶命」や「お雪」などでは本棚に筒井康隆、「愛で殺したい」ではアガサ・クリスティと小松左京の小説がたくさん並んでいました。 |
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涙の日記 | 「バカにしないでよ!!」 | あたるを引っ叩く時の百恵ちゃんの台詞ですが、これは山口百恵のヒット曲「プレイバック part 2」(1978年)の中に、こういう歌詞が実際にあるのです。 |
目覚めたら悪夢 | 「それはいわない約束でしょう」 | 1961年〜72年に放映された、ハナ肇とクレージーキャッツの代表的なバラエティ番組「シャボン玉ホリデー」(日本テレビ)の中の、有名なコントのパロディ。ザ・ピーナッツ扮する娘とハナ肇の病気の父親が「おとっつぁん、おかゆができたわよ」
「いつもすまねぇなぁ…こんな時かあさんがいてくれたら…」「それは言わない約束でしょ」…という、毎回お馴染みのシーンでした。ちなみに「うる星」より前にも、コンタロウの漫画『1・2のアッホ!!』(1975-78年『週刊少年ジャンプ』連載)で、このギャグが定番のパロディとして使われていました。 『1・2のアッホ!!』より。 |
魔のランニング | 「おもしろいからってテレビばっかり見てちゃダメだよ!!」 | ラムとベリアルのペットのチャウチャウ犬が並んでテレビを見ているシーンでの、テレビの中の人物の台詞。
未確認ですが、これは当時、巨人の王貞治選手が出演したテレビのCMで、そういう台詞があったとのことです
(星間タクシー組合長さんから情報を頂きました。どうもありがとうございました。) 王さんとチャウチャウ犬(日立キドカラーCM)。 |
怪談・コピー人間 | 「影武者がそこにおるだろう!!」 | この年、世界のクロサワこと黒澤明監督の映画「影武者」が公開され、カンヌ映画祭グランプリを獲得するなど話題を呼びました。 |
「ダーリン、これ以上、世間をたばかるのはムリだっちゃ!!」 | これも上記の「影武者」の中の織田信長の台詞「さすがは信玄、死して3年もの間、よくぞこの信長をたばかった!」がおそらくネタ元。当時、映画のキャッチコピーとして使われていました。 | |
七夕デート | "横綱のお仕事はお相撲です" | 当時のCMの中のナレーション。「横綱のお仕事はお相撲です、オービックの仕事は…」云々。マンガの似顔は北の湖(現親方)っぽくなってますがCMに出演していたのは横綱二代目若乃花(現間垣親方)でした。 |
怪人赤マント | 怪人赤マント | 怪人赤マントは戦前に実際に流行った都市伝説。昭和14、5年頃「赤マント」と呼ばれる怪人が少年をさらったり、少女を暴行したり、学校の女子トイレに出没する・・・という噂が東京を始めとする各都市で流れ、子供たちを怯えさせました。 ちなみに江戸川乱歩が最初の少年向け探偵小説「怪人二十面相」を発表したのはその3年前、昭和11年のことでした。 |
哀愁でいと | ♪よいしょ よいしょ よいしょ よいしょ 海はよォ〜〜 | 79年のヒット曲、村木賢吉の「おやじの海」の出だし。 |
個人教授 | スマイル・バッジ | この回、初登場した花和先生は、ひと昔前の学園青春物みたいな、爽やかでズレた個性をもったキャラでしたが、 その背広の胸につけてたのが「スマイル(スマイリー)・バッジ」。これは、1960年代にアメリカで生まれ、日本でも70年代初め頃に流行ってたものですが、このマンガの当時(1980年)にはとっくに時代遅れになっていました。したがって、こういうところにも花和先生のズレた個性が現れていたわけです。 |
文化祭危機一髪… | 「わたし きれい?」 | ランを追いかけて、文化祭のお化け屋敷に入りこんだあたるが化け物に嚇かされる場面での台詞。これは当時流行った都市伝説である「口裂け女」の定番の台詞でした。 リンク先にあるように、マスクをした若い女が、学校帰りの子供などに「わたし、きれい?」と訊ねながらマスクを取ると、その口は耳元まで大きく裂けていて、この時「きれいじゃない」と答えるとその場で鎌で斬り殺される…という、 恐ろしい噂話。この都市伝説は小・中学生に非常な恐怖を与え、全国各地で大騒ぎになりました。 |
あたるの引退 | 「百恵ちゃん!!長嶋監督!!そして王選手!!」 | 言うまでもありませんが、この年、歌手の山口百恵が三浦友和と結婚のため引退、また、巨人の長嶋茂雄監督が下位低迷の引責で「男のけじめ」として辞任、更に王貞治選手も現役を退くなど、大物の引退ラッシュの年でした。 |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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テンちゃんがきた | 「聞えた〜?」「んん・・・な〜んにも・・・」 | ピップ・エレキバンのテレビCM。女優の樹木希林とピップフジモトの会長が出演していました。北海道・宗谷本線の「比布(ぴっぷ)駅」で、樹木希林が「とうとうやって来ました。会長一言」と問い掛けると、ピップの横矢勲会長が「ピップ」と答えるのを遮るように目前を急行列車が通過してしまい、会長「聞えた〜?」樹木希林「んん・・・な〜んにも・・」・・・という内容。
樹木希林と横矢会長(ピップエレキバンCM) |
ふたりだけのデート | ダッコちゃん | ちゃんと"ダッコちゃんとは昭和三十年代に流行した玩具である!!"と説明されてるので解説は不要かもしれませんが、補足すると、ダッコちゃん(タカラ製造・販売)は1980年代にもリバイバルで再発売されましたが、昔のようなブームにはなりませんでした。また、「ダッコちゃんは黒人差別だ」などクレームがついたことから、最初は黒だった色がその後変更され、結局は製造中止になってしまいました。(追記。「家宝は寝て待て!!」で、面堂の祖父の寝室の襖の模様が、ダッコちゃんの顔になっています。) |
鬼に豆鉄砲 | 「隆盛号応答せよ、隆盛号っ!!」 | 弁天の愛車「隆盛号」。これはアニメ「スーパージェッター」(1965年)に出て来るロボットカー「流星号」のパロディだと思われます。そして主人公ジェッターが流星号を呼ぶ時の決まり文句が「流星号応答せよ、流星号っ!!」だったのです。(ちなみに「ジェッター」の科学捜査局長官の名前が「西郷」でした。つまりこのギャグは「流星」号=「隆盛」号=西郷「隆盛」という、二重のダジャレになっていたわけ。) |
桃の花歌合戦 | 「そーおなんです!!」 | 冒頭の、「ちょっと待ってくださいよ面堂さん」から始まるあたると面堂の掛け合い・・・これは当時、一世を風靡した漫才コンビ、ザ・ぼんちのパロディでしょう。もともと漫才のネタになったのは、 テレビ朝日の昼のワイドショー番組「アフタヌーンショー」(1965-85年)での、司会の川崎敬三とリポーターの山本耕一のやりとりで、 「そーなんですよ川崎さん!!」と言うのが山本耕一の口癖のフレーズでした。この真似をざ・ぼんちが漫才のネタとして取り上げたところ、大受けしたわけです。 (この情報はokさんからいただきました。ありがとうございました。) |
「巨大化したタケノコ族よ!!」 | 当時、東京・原宿のホコ天(歩行者天国)では「タケノコ(竹の子)族」と呼ばれる奇抜なファッションの若者たちが、輪になって踊っていました。何でも、未成年なのでディスコに入れなくて、路上で踊っていたのだとか。(「七夕デート」の時、あたるとコースケが出会った場所は多分原宿で、そこで踊ってるのがタケノコ族だと思われます) | |
「シャイなハートがほしーいー!!」 | トシちゃんこと田原俊彦のこの年のヒット曲「恋=DO!」の一節。管理人は覚えていないのですが、トシちゃんの横で踊っていたお姉さんがいたようです。[追記:トシちゃんの横で踊っていたのは、「ちゃちゃ人形」といい、「のうちん」という人が入っていたようです(「うる星やつらの博物誌」の服部さんより情報提供いただきました)〕 トシちゃんとチャチャ人形。 |
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平安編 壱の巻 | 「追っかけマンの松宮さ〜ん!」 | TBSの歌番組「ザ・ベストテン」のパロディ。松宮アナウンサーがスタジオに来られない歌手を生中継の現場から「追っかけマン」としてリポートしていました |
平安編 弐の巻 | "らったった" | 小ネタですが、テンちゃんと舞妓さんの後ろをミニバイク(スクーター)で通るお坊さんに「らったった」と言う擬音がついています。 「ラッタッタ」とは、ホンダの「ロードパル」というバイクの愛称です。当時CMでイタリアの女優ソフィア・ローレンが「♪ラッタッタ〜」と口ずさんでいたことで一般に知られていました。 |
「激写!!」 | 「激写」とは写真家篠山紀信による造語。雑誌「GORO」で毎号、「激写」のタイトルで山口百恵を始めとする当時の有名女性タレントをグラビア撮影したことに由来します。 | |
ああ、図書館 | ビニール本 | ビニールでできた本…と言うのはウソで、つまりはエロ本のことです。エッチな本は、未成年が立ち読みできないように、ビニールで包んであったので、「ビニール本」(略して「ビニ本」)と呼ばれていました。 |
幼児よ、大志を抱け!! | ポートピア | このエピソードが掲載された当時(1981年3-9月)に神戸で開催されていた「神戸ポートアイランド博覧会」のこと。通称「ポートピア'81」。地方博ブームの先駆けとなりました。 |
わがまま幽霊 | 「マンザイだわ・・・」 | マンザイは勿論漫才ですが、この前年より当時の若手漫才師たちが従来の漫才と一線を画した「MANZAI」として、空前の大ブームを巻き起こしていました。 |
風邪イヤですね | 「わたしはウソは申しません」 | 面堂が、風邪をひいたラムに歯の浮くような慰めを言った後での一言。 これは1960年の流行語になった、池田勇人首相の言葉です。「所得倍増計画」を掲げて就任した池田首相は、 10年以内に国民所得が必ず2倍になると公約、そして「私はウソは申しません」と言い切りました。この言葉は大きな反響を呼び一躍流行語となり、当時の映画のタイトルにも使われたほどでした(「私は嘘は申しません」1961年、新東宝 斎藤寅次郎監督)。 | 翔んだドラキュラ | 「今宵は天中殺だ」 | 1979年、占い師の和泉宗章が『天中殺入門』を刊行、一躍占いブームを巻き起こし「天中殺」は流行語になりました。ちなみにタイトルの「翔んだドラキュラ」は多分、前の年(1980年)に柳沢みきおの人気漫画を映画化し薬師丸ひろ子が主演してヒットした「翔んだカップル」のパロディ。 |
自習騒動 | 「ボクなんて顔だけですよ!顔だけ!」 | 評論家・竹村健一出演のMSシュレッダーのCMのパロディだったかと。竹村センセが情報を溜め込むばかりで整理できない日本人を批判し自分の手帳を見せびらかしながら「ボクなんかコレだけですよ!コレだけ!」とおっしゃってました。(追記。「セーラー服よ、こんにちは!!」でも、テンに「これだけか?」と訊かれた黒子が「これだけですよ、これだけ!」と言っていました。これも竹村センセの口真似でしょうね) 竹村健一さん(MSシュレッダーCM) |
忘年会じゃあ! | 「おれは銭形平次だったのだ!!」 | 銭形警部(「ルパン三世」)の方が有名だったりするかもしれませんが、「銭形平次」は野村胡堂原作の捕物帖の主人公。映画で長谷川一夫が、その後テレビで1966年から84年まで18年間にわたって大川橋蔵が演じて時代劇の有名ヒーローとなりました。 |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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旅の雪ダルマ情話 | 「黙っておれについてこいっ!」 | 体育の先生の台詞ですが、これはもともと、東京オリンピック(1964年)女子バレーボール日本代表監督・大松博文(ニチボー貝塚監督)の名文句として有名になったものです。女子バレーをスパルタ式猛練習で鍛え、金メダルを獲得した彼と選手たちの活躍は映画にもなりました(「おれについてこい!」東宝、1965年、ハナ肇主演) |
スーパー武蔵、天までダッシュ!! | 「♪らっむっはまだっ じゅうろっくっだっから〜」 | 「七宝寺の養女、らむ」が庭を掃きながら何か歌ってますね。これは松本伊代のデビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」(1981年)の一節、「♪伊代はまだ16だから〜」がネタ元。ところで、ラムって、17じゃなかったっけ?!(「極彩のペアルック」参照) |
化石の僻地 | 「われわれ"動物天国"取材班は・・・(中略)との情報をキャッチした」 | 秘境にやって来たテレビ取材班がもっともらしくリポートしています。これはおそらく、「川口浩探検隊シリーズ」(1977-86年、テレビ朝日「水曜スペシャル」枠)のパロディではないでしょうか。俳優・川口浩を隊長とする「探検隊」が数々の知られざる秘境を探検して歩くという、人気シリーズでした。大袈裟に「秘境を探検」とか言ってますが、実際は大したことなかったりするのが大半だった、いかにも70〜80年代テイスト番組だったりします(^-^; |
校内賭博球技大会 | 「勝負がつくまで やめたらいかんぜよ!」 | この年公開された東映映画「鬼龍院花子の生涯」の中の、主演・夏目雅子の名台詞「なめたらいかんぜよ!」のパロディ。 |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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埋没教室!! | 「聖子〜っ!芳恵〜っ!今日子〜っ!明菜〜っ!順子〜っ!久美子〜っ!伊代〜っ!ちえみ〜っ!」 | いずれも当時の女性アイドル歌手たちの名前。順に、松田聖子、柏原芳恵、小泉今日子、中森明菜、三原順子、大場久美子、松本伊代、堀ちえみ・・・だと思われます。 |
惑星教師CAO−2 | 「人間だったらよかったんだけどね〜」 | 日刊アルバイトニュースのCMの中の台詞でした。牛の吉田君がバイト応募に来たのに対して、「人間だったら〜」と。 |
夜を二人で!! | 旅行に出掛けるあたるの両親の服装 | 国鉄(今のJR)の「フルム-ン旅行」のCMのパロディ。往年の美男美女俳優・上原謙と高峰三枝子が扮する熟年夫婦がこういう格好してました。 上原謙と高峰三枝子(国鉄フルムーンCM) |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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スケ番グループ色気大作戦 | "仲よき事は美しき哉" | 野菜を描いた、小説家・武者小路実篤の有名な色紙。 「仲よき事は 美しき哉 実篤」 ちなみに「君去りし後」でも、あたるの想像の中でラムの着ている着物の柄がこの野菜の色紙になっていて、ただこちらは「仲よきことはよきこと哉」と書いてあります。(追記。「反省座禅会」で、竜之介が自転車で突っ込んだ衝立にも「仲良きことは・・・」と書いてあるのが見えます。留美子センセはこの言葉がよほどお気に入りだったのでしょうか) |
嵐を呼ぶデート その4 | 辺境のX星に棲むキ○グギ○ラ | 説明不要でしょうが、映画「怪獣大戦争」(1965年)のキングギドラのこと。地球を征服しようとするX星人の操るキングギドラとゴジラ・ラドンが戦います。 |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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決闘!女VS女;中編 | 「両者そのまま!」 | 弁天と竜之介の決闘を止めるあたる。この時のあたるのセリフと動きは、アニメ「風の谷のナウシカ」(1984年、宮崎駿監督)で、ナウシカと兵士の戦いにユパという老戦士が仲裁にはいるシーンのパロディになっています。 (なおこの情報は電気ネコさんから提供していただきました。またchunさんにはアニメの資料をいただきました。どうもありがとうございました。) |
決闘!女VS女;後編 | 「今まさに戦いのワンダーランドが繰り広げられよーとしております!!」 | 「ワールドプロレスリング中継」(テレビ朝日系)実況の古舘伊知郎アナウンサーの定番フレーズ。「おーっと」「掟破りの」などもそうでしたね。 |
「わたし殺してしまった。ノラ犬をさし殺してしまった」 | 最後のコマでの舞台上の女の子の台詞ですが、これは84年年末の角川映画「Wの悲劇」の中での薬師丸ひろ子の台詞「わたし、おじい様をさし殺してしまった!」のパロディ | |
電飾の魔境 その1 | "深夜の時代劇" | 当時、夜中に「夜の時代劇」(テレビ東京)という枠で昔の時代劇の再放送をやっていたので、それのパロディでしょう。ちなみに、この前のコマでのテレビの中の台詞「よよよい よよよい よよよい よい」というのは、その枠でよく再放送していた「伝七捕物帳」(中村梅之助主演、日本テレビ系列、1973-77年)で、事件が解決した後に毎回恒例の締めの文句でした。 |
作品タイトル | ギャグ | 元ネタ |
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おとなの恋の物語;後編 | 「なーんちゃって」 | 竜之介のおやじのギャグ。これは都市伝説のひとつ、「なんちゃっておじさん」の台詞とポーズ。 1977年頃、山手線の中で突然冗談言ったりして人の気を引いたと思ったら「なーんちゃって」と言うおじさんがいる…という目撃談が ラジオ「オールナイトニッポン」で紹介され、以後あちこちでもこの「なんちゃっておじさん」を見たっ!いう情報が次々寄せられ、一躍有名人(?)になりましたが、 本当にそういう人がいたのか、それともただのネタだったのかは不明です。ちなみに「なんちゃっておじさん」の歌(ザ・ハンダース )なんてのもあったようです。 |
飛べ、愛の伝書鳩 | 鳩屋千年堂の伝書鳩 | 「鳩屋千年堂」はたぶんお菓子の老舗「亀屋万年堂」のパロディ。長いこと、王選手がCM出演して「ナボナはお菓子のホームラン王です」と決め台詞を言ってました。(ちなみに、どーでもいい話ですが、亀屋は王選手の同僚である国松彰選手の奥さんの実家が経営しているそうです) |
愛と勇気の花一輪;後編 | 「この野郎っ、かかって来いっ最初はジャブだっホラ右パンチだっ」 | 一角獣が何かブツブツ言ってますが、これは映画「嵐を呼ぶ男」(1957年)の劇中で石原裕次郎が歌う唄の中の台詞(83年にも近藤真彦主演でリメイクされてますが)。文句はこの後「・・・おっと左アッパー 畜生、やりやがったな、倍にして返すぜ フックだ、ボディだ、ボディだ、チンだ ええい面倒だい、この辺でノックアウトだ・・・」と続きます(全ての歌詞はこちら) |
ボーイ ミーツ ガール ACT.3 別れの朝 | ハイリフレ茸 | ルパがラムにはめた指輪に仕込まれていた、成長を促進する茸の名前。このネーミングのネタ元は多分、当時の丸大ハンバーグのCM。「♪ハイリ ハイリフレ ハイリホー ハイリハイリフレッホー」という意味不明の歌をBGMに、ガリバーのような巨大な男が現れ、子供たちからハンバーグを貰って一言、「大きくなれよ」。・・・というような内容でした。 |
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